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なぜ今、金相場が高いのか?

2024/08/11

小学生でもわかる解説

金の値段がどうなるかは、いくつかのことが関係しています。簡単に説明すると、次のようなことが金の値段に影響を与えます。

1. 物の値段(インフレ)とお金の利息(利率)

物の値段がどんどん上がると、金は大事なものとして人気が高まります。もし、銀行が人にお金を貸すときの利息を低くすれば、金を買いたい人が増えるので、金の値段が上がることがあります。でも、銀行の利息が高くなると、みんなが金を買わなくなるので、金の値段が下がることがあります。

2. ドルと金の関係

金はアメリカのドルというお金で売り買いされることが多いです。もしドルが弱くなる(価値が下がる)と、他の国のお金で金を買いやすくなるので、金の値段が上がります。逆に、ドルが強くなると、金の値段は下がることがあります。

3. 戦争やケンカ(地政学的リスク)

世界で戦争や大きなケンカが起こりそうなとき、人々は「安全なもの」として金を買います。だから、世界のどこかで問題が起こると、金の値段が上がることがあります。

4. 国の銀行(中央銀行)の動き

世界の国々の銀行は、自分の国のために金を持っています。最近、特に新しい国々(新興国)の銀行が金をたくさん買うようになっています。この流れが続くと、金の値段がもっと上がるかもしれません。

5. みんなの気持ちや流行(トレンド)

人々が金を買いたいと思うかどうかも、金の値段に関係します。例えば、金を使った投資(お金を増やすための活動)が人気になると、金の値段が上がるかもしれません。また、ビットコインのような新しいお金(仮想通貨)が人気になると、金を買う人が減って、値段が下がるかもしれません。

結論

簡単に言うと、これから金の値段は、物の値段や銀行の利息、世界のニュースによって変わる可能性があります。もし、物の値段が上がり続けたり、世界で問題が起きたりしたら、金の値段は上がるかもしれません。でも、銀行が利息を高くしたり、世界が平和になったりすれば、金の値段が下がるかもしれません。

いままでも金の値段は上がったり下がったりしてきましたが、10年単位の長い目でみると、ずっと上がり続けているのも揺るぎない事実です。